早めの準備がすべてを決める!
身内の死、自分の死、誰にでも訪れることではあっても、わからないことばかりで、アタフタとするのはもっともなことです。
財産をどのように子どもへ託すか、自分の気持ちをどうやって正しく遺すか、残された者がもめないためにはどうすべきかなど…。
いずれも、とても難しい問題です。
解決のポイントは早めの準備。
あらかじめ、相続についての全体像を知っておくことが大切です。
本書は、早めの準備のための本。つまり、相続の「転ばぬ先の杖」となります。
今の日本は、民法や税制などの法規制の改正、高齢化による社会の変容により、相続をめぐる状況も大きく変化し続けています。
本書は、相続の基本を押さえるとともに、「遺言書」「成年後見」「家族信託」という“相続を支える3本柱”を事例付きで徹底解説しています。
相続をどうしたらよいだろうかとご心配されている方たちに、安心感を抱いていただくため、必携の「相続のお守り」本です。
目次
第1章 相続の基本
第2章 知らなきゃ損する節税対策
第3章 不動産の扱い方に要注意!
第4章 遺言書で意思通りの相続を
第5章 成年後見制度で認知症から財産を守る
第6章 家族信託で理想の相続を実現
第7章 相続が起きても慌てないために
著者等紹介
平野 克典
司法書士平野克典事務所所長
1974年生まれ。司法書士。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
米国ミズーリ大学コロンビア校留学。
トヨタ自動車株式会社と埼玉県庁を経て、司法書士平野克典事務所を開設。
県庁在職中は、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)に出向し、主に海外企業誘致に従事する。
現在、東京司法書士会三多摩支会家事事件対策部次長。
金子 嘉徳
株式会社フロンティアグループ代表取締役
1974年生まれ。 東京理科大学工学部中退。
米国ミズーリ大学コロンビア校卒業。
同大在学中に北京大学へ交換留学。
帰国後、日系商社および外資系企業勤務を経て、当時東証一部上場の金融グループ企業に転職し、在職中32歳の最年少で同社の取締役に就任。
同社在職中、中央大学大学院国際会計研究科(MBAコース)を首席卒業。
2008年、株式会社フロンティアグループを設立し、代表取締役に就任。
同社で不動産事業を中心に、M&A、人材紹介など多様なビジネスを展開。
株式会社フロンティアグループでは定年退職制度を廃止して、生涯現役社会づくりを推進中。